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  1.   Q 防災委員会は『風呂水の貯めおき」を勧めていないのですか?
      A  災害に備えて「風呂の残り湯をとっておくといい」と、多くの人が信じていますが、Pマンションの第4回防災会議で、この都市伝説が「間違いである」ことが報告されました。防災のプロたちは、風呂の水を災害に備えてためておくようなことはしないのだそうです。震災時には排水管が破損することが多々あり、特にマンションの場合、破損した状態で上階から水を流すと、下の階で水漏れが発生してお部屋まで汚物だらけになってしまうことがあるということです。東北大震災では、上階の汚物が階下の部屋中に溢れ出て、大きな問題になり、裁判にもなりました。戸建なら自分の家の床下が臭くなるだけですが、マンションでは大問題になるというのです。防災委員会では、そのような場合に備えて、震災後すぐに防災委員が排水管使用の可否を住民に知らせることにしました。そして、流せない場合は、排水を禁止して、非常用トイレセットなどを使うように広報することになりました。 防災委員会では、このような重要なテーマを真剣に討議しています。皆様の参加をお願いします。※貯め置きの風呂水を使用して皿などを洗いそれがもとで感染症になる事も多いとのことです。
    Q1. 管理費・修繕積立金はどのように使うべきなのでしょうか?
    A マンション管理組合の管理費・修繕積立金の適正な使用についての知識不足が度々大きな問題を起こしています。例えば、あるマンションでは、防災活動に必要だという意見が多数だったことで、管理費から町内会費を支払っていました。自治会や町内会には住民が任意で加入すべきものなのに、管理費から全員分を払っていたので、とある組合員が異議を唱え、裁判になってしまいました。
    結果、最高裁判決は、「組合員は自治会に入らない権利を有し、本人の意思に反して自治会費を管理費から支払うのは法に反する」と判断しました。                                      管理費・修繕積立金について、区分所有法31条第二項の六では、「その土地、共用部及び付属施設の管理に関し、区分所有者全体の利益のために必要となる管理でなければならない」と定めています。だから、老人だけのための工事とか、子供だけのための施設整備などは出来るだけ避けた方がいいのです。「区分所有者全体」という言葉の定義は難しいですが、基本的には「居住者の半数以上のため」が出費をするときの最低基準だと思われます。
  2. Q2. このマンションは地震に強い構造ですか?
    A これは理事会で一番多く聞かれる質問の一つです。
    1981年に改正された現在の耐震基準では、大地震時に必要な「保有水平耐力」(建物が地震による水平方向の力に対して対応する強さ)を建物が保有しているかどうかを検討するように規定しています。「建物の耐震強度が50%」と言われる場合、建物の保有水平耐力が必要な耐力の50%(0.5)であるという意味で使われています。当マンションの保有水平耐力を調べた記録は、第7期第4回理事会議事録に載っています。是非参考にしてください。(青い字をクリックすれば当該議事録に飛びます。当マンションの安全性は確かなもののようです)
  3. Q3. 駐車場料金は適正ですか?
    A この議題は理事会で一番多く出された議題です。当管理組合ホームページの「マンションライフ情報」の中で「駐車場規約作成の経緯」として詳細に説明されています。集会室使用料などもこのコーナーで詳しく説明されています。参考にしてください。
  4. Q4. 隣(または上階)の騒音に悩まされています。理事会で解決してくれますか?
    A これも数多く寄せられる質問の一つです。何度も理事会に上程されますが、
    答えはいつも同じです。「音に対する感覚」は人によって異なるので、原則論として、当事者間で解決することになっています。理事会や管理会社は介入しません(とはいえ、何らかのお手伝いをすることもあるようです)
    参考資料:「マンションライフ情報」のルールとマナーも参考にしてください。
  5. Q5. 当マンション管理組合組織はどうなっているのですか?
    A. 理事会は理事長、副理事長、会計担当理事、業務担当理事、防災・安全管理担当理事が各1名計5名、それに監事1名で構成されています。
    理事会の下部組織として専門部会が5つあり、それぞれに委員長と委員がいます。
    ・修繕・改善委員会(委員長は肘井氏)
    ・防災委員会(委員長は佐藤氏)
    ・植栽委員会(委員長は高木氏)
    ・ホームページ委員会(委員長は高木氏)
    ・ペット委員会(活動停止中)
  6. Q6. 植栽委員会はどんな仕事をしているのですか?
    A1. 植木の10年後の成長した姿を考慮し、このマンション風景に最適の剪定を検討し、契約している植木屋さんにその指示を出しています。
    2. つつじ、さつき、アベリアなど当初植えられた花木の開花期が初夏に偏っているので、年間で楽しめる植栽計画を作っています。
    3. 枯れてしまった花木の後に何を植えるかを、専門家を交え検討し、最良の植栽プランを練っています。例えば、花に関しては、半年は咲き続ける品種を選び、管理負担の軽減なども考慮しています。※花木が水を欲しがっていましたら、気づいた住民がお水をあげてください。
  7. Q7.親睦のための費用を管理費から出すのはNGですか?
    A 国土交通省から出ているガイドラインでは、「お祭り」のような一部の人が参加する費用を管理費から出すことは好ましくないとしています。このことから類推すると、全員参加を前提としていない催しに管理費を出すのは好ましくないと解釈されます。老人だけとかお子様だけとか弱者だけとかいう一部の人のために管理費が充てられるのは避けた方がよさそうです。組合財産の保全という管理組合本来の目的から極端に逸脱しないことが大切です。
  8. Q8. シニア支援委員会(仮称)の話しはその後どうなっていますか?
    A 一人暮らしやお年寄りでちょっとした助けを求めている方は非常に多いことから、その方たちの助けになるボランティアをマンション内から探そうと、14期から理事会で討議されています。しかし、手を挙げてくれる方がいないので、具体的な進捗はないようです。大工仕事が趣味とか、力仕事が得意な方がいましたら、是非理事会にご連絡ください。。
  9. Q9. ホームページでバナー広告を出している会社は管理組合の推奨会社ですか?
    A 管理組合が推奨している訳ではありませんが、過去において当マンションでの工事件数が多く、その意味で信頼されていると思われる会社です。また、これらの会社はマンション親睦会のメンバーになっていて、組合との信頼関係を作ることにも努力されています。
  10. Q10. 理事の任期が2年になりましたが、その変更目的はなんですか?
    A 17期より3名の理事の任期が2年になりました。よって、18期には1年目の新理事が3名と2年目の理事が3名となります。その最大の目的は業務の継続性を図ることです。優れたマンション管理にはかなりの知識が必要になっていきているので、次のことを決めました。①半数の理事が経験者であること②新理事への理事必須事項勉強会を開催すること。
  11. Q11. トランクルーム(有料物置)はいつでも申し込めますか?
    A 第7期に建てられて以来、常に満室で、毎年1~2名の方がウェイティングの状態です。ただ、転出される方もいて、動きはあるので、登録をしておいた方がチャンスはあるようです。

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